【ミニベロ】境川サイクリングロードでサイクルチェアリングできる場所を探してきた

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ミニベロ

はじめに

本記事をご覧いただきありがとうございます。

今回はサイクルチェアリング体験レポートです。

東京と神奈川の県境を流れる境川という川があります。

この境川に沿って作られたサイクリングコースである境川サイクリングロードを、町田駅から江ノ島まで愛車のDAHON ROUTEで走り、チェアリングスポットを探してきました。

この記事では境川周辺でチェアリングできるおすすめスポットと、失敗して気づいたサイクルチェアリングの注意点がわかります。

こんな方におすすめ
  • サイクルチェアリングって何?
  • サイクルチェアリングしてみたいからおすすめの場所を教えてほしい
  • サイクルチェアリングする上で注意点は?

結論

境川サイクリングロードでチェアリングするなら町田駅〜鶴間公園の間に点在する木陰がベスト!

江ノ島は観光客も多く海風が強いのでチェアリングには向いていませんでした。

サイクルチェアリングとは

そもそもチェアリングってなに?

そもそもチェアリングとは、パリッコさんスズキナオさんという2人のライターさんが始めた、屋外でお酒を飲むための遊びです。

元々はお酒を飲む場所やシチュエーションで楽しみを広げる探究をしており、その探究活動の1つがチェアリングだったそうです。

椅子を1つ持って徒歩で自然豊かな場所まで行き、くつろいだりお酒を飲んだりします。

この活動がいまでは世間に広まって、さまざまな方法で楽しまれるようになりました。

このような気軽にアウトドア気分が楽しめるのがチェアリングの何よりの魅力です。

ベランダでキャンプ道具を展開してアウトドア気分を楽しむべランピングにちょっと趣向が似てるかもしれません。

チェアリングについては、発案者のお二人が対談されている記事があるので詳しくはそちらをご覧ください。

椅子さえあればどこでも酒場「チェアリング」とは!?
「こんな場所でお酒を飲んだら、楽しいのでは」という可能性を探求するなか、おすすめしたいのが「チェアリング」という遊びである。 (酒の穴(パリッコ・スズキナオ))

自転車×チェアリング=サイクルチェアリング

アウトドアチェアを持って自転車ででかけるのがサイクルチェアリングです。

自転車で自然のある場所までサイクリングして、そこでアウトドアチェアを展開しコーヒーを飲みながらiPadで読書してくつろぐ…。

これは私のやり方ですが、各々が自由にアレンジして楽しめるのもチェアリングの魅力ですね。

私は体質的にお酒を飲めないかつ自転車が好きなので、これがぴったりハマりました。笑

自転車日和さんでも特集を組まれるほど近年注目されている遊びなので、ぜひ一度やってみてください。

お手軽アウトドアを満喫! 自転車+チェアリング
椅子を持って出かけ、ただ座るだけというちょっと贅沢な娯楽「チェアリング」。自転車を組み合わせた遊び方はサイクルチェアリングと呼ばれているとかいないとか。だれでも気軽にトライできる、チェアリングの魅力を

境川サイクリングロードとは

境川サイクリングロードは東京都と神奈川県の県境を流れる境川に沿って続く、境川ゆっくりロードと藤沢大和自転車道を併せて呼称する歩行者自転車専用道路です。

私は町田駅を起点に、江ノ島までこのルートで走りました。

町田駅から江ノ島までは30キロほどのサイクリングコースになります。

今回はこのサイクリングコースを中心に、チェアリングができるスポットを探してきました。

境川サイクリングロードでチェアリングをしてみようと思った理由

そもそも私が境川サイクリングロードでチェアリングしてみようと思ったきっかけは、自宅からのアクセスが良かったからです。笑

ただサイクリングするだけでも良かったのですが、わざわざチェアリングをしてみようと思った理由は3つあります。

サイクリングもチェアリングにも適したエリア

私が境川サイクリングロードでチェアリングしようと思った理由1つ目は、川沿いに木陰や休める場所が点在していて、チェアリングしやすいサイクリングロードだったからです。

サイクリングをしていて疲れたらチェアリングスタイルで休む、といったスタイルでゆったり進んでいこうと考え、チェアリング用に椅子とテーブルを持ってサイクリングに出かけました。

今回持っていったチェアリング用の椅子とテーブル↓

荷物が多くても、途中で輪行して帰ることができる

2つ目の理由は境川サイクリングロードが輪行しやすいからです。

じつは境川サイクリングロードは小田急江ノ島線をはじめ、近くに線路と駅がたくさんあるので折りたたみ自転車ユーザーにとってはいつでも輪行に切り替えられるとても易しいコースなんです。

チェアリングは荷物が多くなりがちなので、普通にサイクリングをするより疲れやすいです。

いつもは30kmくらいならすいすい走れても、チェアリンググッズをもって走ると結構疲れます。

それでも境川サイクリングロードならいつでも輪行で帰ることができるので安心して走ることができると考えました。(私も帰りは片瀬江ノ島駅から輪行して帰りました。)

魅力的なグルメがたくさんある

3つ目の理由は境川沿いにはグルメスポットがたくさんあるからです。

チェアリングするのにせっかくなら美味しいものを楽しみたいと思いました。

境川沿いには飯田牧場のジェラートやフルーツスタンドの冷え梨などグルメがたくさんあります。

江ノ島まで行けばテイクアウトして江ノ島の公園でチェアリングするのもいいですよね。
(後述しますが、この江ノ島チェアリングの目論見は失敗に終わります…泣)

境川エリアでサイクルチェアリングできる場所はここがおすすめ

それでは私が実際に体験してわかった、境川サイクリングロードでチェアリングできる場所とおすすめの方法をご紹介します。

おすすめの基準
  • 人目を気にせず過ごせるか
  • 自然を感じられるか
  • いつまでもいたくなる居心地の良さがあるか

【一番おすすめ!】人目を気にせず楽しめる 町田駅〜鶴間公園 境川チェアリング

人目を気にせず過ごせるか★★★
自然を感じられるか★★☆
いつまでもいたくなる居心地の良さがあるか★★★

結論、一番のおすすめは町田駅〜鶴間公園間の境川沿いでのチェアリングです

なぜおすすめかというとこのエリアは下の写真のような木陰の休憩スペースが多く、人目も少ないからです。

春には桜が咲いて綺麗な場所みたいです

歩行者メインのエリアだからなのか腰掛ける場所も多いので、チェアリングをしていても違和感はないでしょう。(このエリアは歩行者優先で安全にゆっくり走りましょう

私は鶴間公園の近くにあるパン屋さんで朝食を買い、少し引き返してこのエリアでチェアリングしました。

鶴間公園から江ノ島方面に進んでいくにつれて、こういったチェアリングしやすい場所は減っていくのでご注意ください。

コンビニやグランベリーパーク周辺で朝食を手に入れ、境川沿いでチェアリング。

これが私の一番おすすめの境川エリアでのサイクルチェアリングです。

【家族連れ多め】キッチンカーランチを楽しめる鶴間公園チェアリング

人目を気にせず過ごせるか★★☆
自然を感じられるか★★★
いつまでもいたくなる居心地の良さがあるか★★☆

2つ目はグランベリーパークに併設されている鶴間公園でのチェアリングです。

鶴間公園【公式】|町田市
町田市にある鶴間公園の公式サイトになります。エリア情報や各種イベント情報を配信しています。

今回は寄らなかったのですが、ここは休みの日になるとキッチンカーが複数台営業しているので、昼ごはんを買って公園でそのままチェアリングすることができます。

人は多いですが敷地がとても広いので周りの目も気にならないし、自分だけのスペースをしっかり確保してチェアリングを楽しむことができます。

ただ家族連れも多くグランベリーパークのお客さんもたくさん来て結構にぎやかなので、1人でサイクルチェアリングするにはあまりくつろげないかもしれません。

家族で行くにはおすすめのサイクルチェアリングスポットです。

【失敗した…】海辺で過ごす江ノ島チェアリング

人目を気にせず過ごせるか★☆☆
自然を感じられるか★★★
いつまでもいたくなる居心地の良さがあるか★☆☆

今回私が一番期待して、一番失敗したのが江ノ島でのサイクルチェアリングです。

私だからこれだけ失敗したのかもしれませんが、私は江ノ島でのチェアリングはおすすめしません

おすすめしない理由は全部で3つあります。

  • おすすめしない理由1:海風が強すぎてあまりくつろげなかった
  • おすすめしない理由2:観光客が多くて人目が気になった
  • おすすめしない理由3:江ノ島まで行くのにチェアリング道具は重すぎた
理由1

海風が強すぎてあまりくつろげなかった

江ノ島に渡ると、左手に公園があります。

私はそこでチェアリングしてみたのですが、風が強くてあまり快適ではありませんでした。

木陰はあるので日は避けられるのですがなにせ海辺なので、海風が強かったんです。

読書でもしようと思っていたのですが、結局やめてすぐに引き上げました。

理由2

観光客が多くて人目が気になった

江ノ島は有名な観光地な上に祝日に行ったせいもあって、人で溢れていました。

そのため人目も気になるし、がやがやしていてとても落ち着いてチェアリングできる状況じゃなかったです。

中心部に比べれば公園は比較的人は少ないのですが、それでも木の下やベンチは大体埋まるくらいの人数がいました。

平日であればもう少し状況が変わったのかもしれませんが、観光地でなくても自然を感じられる場所はたくさんあるので無理してここでチェアリングする必要もないかと思いました。

理由3

江ノ島まで行くのにチェアリング道具は重すぎた

これを言い出すと元も子もないのですが、町田駅から江ノ島までミニベロでサイクリングするのにチェアリング道具は重すぎました。

ブロンプトンみたいに自転車に取り付けられるバッグがあればよかったのですが、私のルートにはマウントがついていないのですべての荷物をリュックに入れて背負っていたんです

チェアリング道具だけでなく、ミラーレス一眼やiPadまで持って出かけたので通常のサイクリングに比べて倍近い疲労を感じました。

以上3つの理由から、江ノ島はチェアリングにおすすめしないと考えました。

サイクリングに良い場所とサイクルチェアリングに良い場所は全く別であることを学びましたね。

他の場所でチェアリングを検討する際にはこの失敗経験を活かして、観光地や海辺でのサイクルチェアリングは避けようかなと思います。笑

おわりに

いつもは5〜10km程度の軽いサイクルチェアリングにしか行ってなかったので、今回の経験でいろいろと学ぶことができました。

チェアリング道具の重さもそこまで気になっていなかったのですが、今回の経験を通してヘリノックスのチェアゼロのような、より軽いチェアが必要だと感じました。(ただ欲しいだけ)

通常のコンパクトなアウトドアチェアとサイズは変わらないのに、重さが約半分の500gほどしかないんですよね。

ここまで軽い椅子ってヘリノックスしか出してなくて、唯一無二の軽量チェアがどうしても魅力的に見えます。

もし購入したらまたチェアリングに使ってみて、レビュー記事に上げようと思います。

最後までご覧いただきありがとうございました!

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