birdy Airのサスペンション交換|Multi-S G5【レビュー】

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ミニベロ

はじめに

birdy AirのサスペンションをMulti-Sのサスペンションに交換しました!
birdyを買う前からサスペンションはカスタムしたかったので、その仕上がりにとても満足しています。
この記事では、birdyのサスペンションを純正品からMulti-Sに換えた理由と、その手順について写真付きで解説します。

こんな方におすすめ
  • サスペンションのカスタムにおすすめの製品を知りたい
  • ペダリングのロス、振動吸収性能を改善したい
  • Multi-Sのサスペンションの取り付け、硬さ調整の方法を知りたい

結論

Multi-S G5はペダリングのロスを極限まで減らすことができる高性能サスペンション!
カラバリも豊富でデザインがかっこいいので、見た目の変化も楽しめます。

Birdyのサスペンション

サスペンションとは

サスペンションは、自動車などの乗り物に取り付けられている部品で、衝撃吸収の役割を持っています。
wikipediaにはこのように書かれていました。

サスペンション(英: Suspension)または懸架装置(けんかそうち)は、主に車両において、路面の凹凸を車体に伝えない緩衝装置としての機能と、車輪・車軸の位置決め、車輪を路面に対して押さえつける機能を持つことで、乗り心地や操縦安定性などを向上させる機構。

https://ja.wikipedia.org/wiki/サスペンション

自転車の場合は基本的に、マウンテンバイクにはついており、ロードバイクにはついていません。
サスペンションは地面の凹凸が激しい道を走る際には走行安定性アップに効果を発揮します。
とはいえパーツが重く、パーツが増える分故障リスクも上がるので、舗装路しか走らないロードバイクにとっては取り付けるデメリットの方が大きいですね。

車種によって用途が全く異なる自転車では、車種に応じてサスペンションの有無が異なります。
ではさまざまな用途で乗られるミニベロ、Birdyについてはどう言えるでしょうか。

Birdyのサスペンション

Birdyはミニベロの中ではかなり珍しく、前後ともサスペンションがついています。
走行安定性を上げるのに加えて、折りたたみ機構と高いフレーム剛性を両立させるのに必要だからです。
ただ…あくまで一個人の意見ですが、このサスペンション、あまり良い効果を発揮してくれないんですよね…。

Birdyはもともとオフロード思想で作られた自転車だからなのか、サスペンションが柔らかいです。
一方で現在のBirdyは1つのフレームをベースとし、用途ごとにさまざまなモデルを展開しています。
そのためオンロード向けのBirdy Airとは、サスペンションの相性があまりよくないです。

例えばサイクリングロードを走る場合。
路面に大きな凹凸がないのでサスペンションの柔らかさはあまり役に立たないのですが、舗装路の細かい凹凸は意外と拾います。
また、サスペンションが柔らかいのでペダリングをしたときに車体が沈み込んで勢いを殺し、ペダリングのロスが大きく無駄に疲れます。
微振動は吸収しつつ、ペダリング効率はできるだけ高くしたいと感じたのは私だけではないはずです。
試乗したときからわかっていたことなので、Birdyを買ったら必ずサスペンションは交換しようと心に決めていました。
(あとリアサスが露骨にゴムっぽくて真っ赤で、デザインも微妙…KHSはリアサスかっこいいけどなあ)

Multi-Sのサスペンション

Birdyのサスペンションはさまざまなサードパーティ製品が販売されています。
その1つが、Multi-SのBirdy用サスペンションです。
私が購入したのはMulti-S G5というモデルです。
Multi-S G5は

  • フロント:油圧+スプリング
  • リア:エラストマー+スプリング

どちらも2種類の機構をもつハイブリッドサスペンションです。
フロントサスペンションはスプリングの長さを調整することで、純正品の硬さを100%としたときに100%~285%の範囲で硬さ調整ができます。

Multi-S G5に交換するメリット

硬さ調整可能なフロントサスペンション

私がMulti-S G5を選んだ最大の理由は、ペダリングロスと微振動を吸収してくれないという2つの悩みを解決したかったからです。
Multi-Sのフロントサスペンションは硬めに調整できます。
そのため細かい振動を吸収して乗り心地をよくしつつ、無駄なくペダリングできるようになります。
また、グラベル走行などしたければ簡単に柔らかめに調整し直すことができます。
用途に応じて最適な硬さに調整できるサスペンションを開発してくれたMulti-Sさんには脱帽です。

横剛性の高さ

Multi-Sのサスペンションはフロントもリアも縦方向のみに動く仕様になっており、横剛性がかなり高いです。
純正サスペンションはただのスプリングなので手の力でも簡単にぐにゃぐにゃと捻ることができますが、Multi-Sのサスはカッチカチでびくともしません。
そのため、直進走行やコーナリングがとても安定して走れます。

豊富なカラバリとデザイン性

Multi-Sのサスペンションはカラバリが豊富で、前後ともにデザインがいいので見た目重視でのカスタムにもおすすめです。

純正サスペンションを取り付けたbirdy Air
Multi-S G5のサスペンションを取り付けたbirdy Air

私は悩みに悩んだ結果、この青ベースのカラーを選びました。
気軽に買い替えできない値段なので、とても悩みました…。

Multi-Sサスペンションの取り付け方法と硬さ設定

しぶやさんの公式ページを見たら簡単そうだったので、自分で取り付け作業をおこないました。
実際に取り付けたときの注意点を交えながら取り付け作業の流れを説明します。

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Multi-S G5 フロントサスペンションの取り付け方

フロントサスペンションのパーツ構成

  • 本体
  • サスペンション台座
  • ビス類x2

必要な工具

  • 3/4/5mm六角レンチ

サイズはMulti-Sの方が少し大きめでした。

  • Multi-S:95.3mm
  • 純正品:91.4mm

まずは純正サスペンションを5mmの六角レンチでとりはずします。
樹脂パーツにビスがついているのですが、スプリングやダミーのスポンジがついたままだと取れないので、一度スプリングとスポンジを取り外してから作業しました。

取り外した位置に、向きに注意して台座を取り付けます。
台座の締め方がゆるいと後で直すのが大変なので、しっかり取り付けましょう。
私は締めが甘かったのか、この部分がすぐに緩んでしまいました。あとでお店の方に確認したところ、ゆるみ止め剤を使った方が良いそうです。

最後に、横軸ボルトで本体を取り付けます。
台座と本体の作りの精度が高いため、取り付けにちょっと苦戦しました。

これで取り付けは完成です。

ここで1つ注意なのが、Birdyを折りたたみ状態から展開するときの挙動についてです。
私は今まで折りたたんだBirdyを展開するとき、フロントフォークを勢いよく展開させていました。
慣性の力でぴったりの位置にサスペンションがはまるからと、以前お店でおすすめしてもらった方法です。
ところがMulti-Sのフロントサスペンションは、勢いよく展開してもサスペンションと接続部の位置がぴったり合わず、サスペンションを傷つけてしまいます。
私のように買ってそうそう傷をつけたくない場合はゆっくり展開して、接続箇所をしっかり確認しましょう。笑

Multi-S G5 リアサスペンションの取り付け方

リアサスペンションのパーツ構成

  • 本体

必要な工具

  • なし

フロントのサスペンションと色が合っていて、とてもかっこいいデザインですね。

サイズはMulti-Sの方が少し大きめでした。

  • Multi-S:42.0mm.
  • 純正品:39.2mm

純正のエラストマーを取り外し、同じ位置に押し込みます。
押し込んでも固くてはまらない場合は、リアサスペンションを仮止めした状態で自転車を展開するイメージでメインフレームに押し付ければ簡単にはまります。

そのまま装着した場合、フィッシュボーンが浮いてしまう
フィッシュボーンの位置は新しいサスペンションに合わせて調整する

パーツを取り替えただけでは、サスペンションの大きさが変わったためフィッシュボーンの位置が左の写真のようにずれてピンにはまりません。
(フィッシュボーン:メインフレームとリアフレームを繋ぐ黒い樹脂パーツ)

フィッシュボーンは2本のビスで固定されているので、新しいリアサスペンションに合うよう位置調整しましょう。

Multi-S G5 フロントサスペンションの硬さ設定

Multi-Sのフロントサスペンションは硬さが自由に変えられるのが特徴です。
付属された2本のピンを使って、100%~285%まで調整できます。
ところが硬さ表記が%なのに対し、付属のピンで調整しても何%かは書かれていないので、どの程度調整できるのかわからないんですよね。
あくまで主観ですが、実際に調整してわかったサスペンションの硬さ具合を解説します。
(何%かわからないので、調整のための回転数で表記)

0回転(100%)
サスペンションの硬さが純正フロントサスペンションとほとんど同じ硬さです。
このままでも横剛性は格段に強いので、Multi-Sサスペンションの良さがすごく感じられます。

3回転
3回くらい回すと、やっと硬度が上がったのがわかりました。
純正サスペンションよりは明らかに硬く、Multi-Sのリアサスペンションよりやや柔らかいくらいです。

6回転
このくらいでカッチカチになります。クッション性はいらない、微振動のみ吸収してくれればいいという方におすすめです。
サスペンションによるペダリングロスが改善され、硬さはリアサスと同等かそれ以上です。
私はいつもこの硬度設定にしています。
6回転の時点で十分な硬度と感じたのと、6回転のときとそれ以上の差があまりわからなかったので私は使っていません。

おわりに

先日birdy Airを購入して1年が経ったので、1年点検に行ってきました。
私は週末ポタリングがほとんどなので大した不具合はないだろうと思っていたのですが、ボルトが緩んでいたり、ワイヤーに砂が詰まってて変速しづらくなっていたりと、自分ではわからない部分に不具合があり驚きました。
やっぱり定期的なメンテナンスは大切ですね。
自分で取り付けたサスペンションも不具合がないよう、ボルトの緩みなどこまめにチェックしようと思います。

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