はじめに
本記事をご覧いただきありがとうございます。
今回はダホン ルートのタイヤ交換についてお話しします。
私のルートは標準ホイールのまま、タイヤだけ交換しています。
この記事ではルート標準ホイールのままでも交換できるタイヤの規格と、実際に使っているおすすめのタイヤをご紹介します。
結論
ルートのタイヤは1.25インチ以上、406サイズのものを選ぼう。
迷っている方におすすめのタイヤはSCHWALBE(シュワルベ) KOJAK コジャック。
ダホン ルートのタイヤ交換
ダホン ルートの標準タイヤ
まずは標準タイヤの基本情報です。
良くも悪くもいわゆるママチャリみたいな乗り心地です。
生活の足としては十分な性能ですが、サイクリングなどをするには物足りないタイヤといったところでしょうか。
交換用タイヤ
私がおすすめするのはスリックタイヤへの交換です。
なぜならスリックタイヤにするだけでスピードも出せるようになり、デザインも良くなって一石二鳥だからです。
ルートの場合、最適なタイヤ幅は1.5インチですが、実は1.25インチまでのタイヤなら履かせることができます。(サイクルベースあさひの店員さんに確認しました)
ノーマルタイヤからスリックタイヤに履き替えると乗り心地がわかりやすく変わるので、変化を楽しみたい方にはスリックタイヤへの交換がおすすめです。
スリックタイヤに交換する条件としては以下の4点に気をつけましょう。
できれば自転車屋さんに相談してから選んでください。
- タイヤ径は20インチ 406サイズ
- 太さは1.25〜1.50インチ
- 高圧対応のリムテープ
- 仏式バルブのチューブ
上記にすべて適合している、私も実際に使っているおすすめ製品はシュワルベ コジャックというタイヤです。
シュワルベ コジャックとは
シュワルベというドイツのタイヤメーカーから販売されているスリックタイヤです。
グリップ性と耐パンク性の高さが特徴とされています。
サイズはいくつかありますが、ルートに取り付ける場合は20×1.35インチというサイズを選びます。
コジャックはその性能の高さから、birdy AirやTyrellのIVE SPORTSなどのスポーツ性能に特化した派生モデルなどでよく採用されています。(上記2機種は18インチモデル)
ルートの交換可能な最小タイヤ径1.25インチに対し、コジャックは1.35インチという太さです。
スリックタイヤの中でもやや太め設計なのでルートとの相性が良いタイヤになっています。
以前1.25インチのパナレーサー ミニッツライトというタイヤも使っていたのですが、ホイールとの相性が悪かったためかリムテープがずれやすく、パンクもしやすかったのですぐ劣化してしまいました。
また、細すぎて側溝のフタの金網にハマってしまったりと危ない経験もしました。
こうした経験があるのでシュワルベ コジャックの走行性能と耐パンク性能の高さを実感できています。
タイヤ交換をおすすめする理由
走行性能の変化がとても大きい
タイヤ交換は走行性能の変化がとても大きいカスタムです。
なぜならタイヤは自転車パーツのなかで唯一、地面と接触しているからです。
例えば握り心地の良いハンドルに交換しても自転車の走行性能にはほとんど影響ないですよね。
一方タイヤ交換の場合、細めのスリックタイヤに変更すれば転がり性能が全然違うので、スピードや減速の程度が良くなります。
逆に太めのブロックタイヤに変更すればオフロード走行も可能になります。
このように自転車の性能を大きく変えるなら、タイヤ交換には大きな効果を期待できます。
ノーマルタイヤは趣味性が低く満足できない
ノーマルタイヤは乗っていて満足できないので、そのままだと趣味としてサイクリングを楽しむモチベーションがなくなってしまいます。
なぜ満足できないかというと、ルート購入者層のニーズとタイヤの性能があっていないからです。
たとえば私のように「コストは抑えたいけど趣味性は求めたい」という考えでルートを購入される方は、スポーツサイクルのような走りを求めている方が多いと思います。
一方でルートの走りはとても平凡です。
クロスバイクに乗っている友達と一緒に走っていて特に感じたのですが、あまりに平凡な走りにとても満足できませんでした。
満足度が低いと、また乗りたいという次につながるモチベーションがどんどんなくなっていって飽きてしまいます。
以上からルートのカスタムの中でも、特にタイヤ交換をおすすめしています。
カスタムタイヤはデザイン性が高い
コジャックのようなタイヤに変えれば、走行性能を上げるだけでなく見た目もかっこよくできます。
個人的な意見ですが、ルートの標準タイヤは正直あまりカッコよくないんですよね…
ロゴプリントもないし、太くて野暮ったい印象があります。
そのためコジャックのようなスポーツタイヤに変更することは、ルートのデザインをよくすることになるのでおすすめです。
タイヤ交換の方法
迷わず自転車屋さんへ行きましょう
初めてタイヤ交換をする場合、自分でやるのはハードルが高いです。
私は以下のような悩みがあって、自分で交換することをためらいました。
- パンクしやすいセッティングになりかねない
- リムテープやタイヤチューブの選び方がわからない
- 仏式バルブの使い方がわからない
私のようにタイヤ交換に自信のない方は迷わず自転車屋さんへ行って交換してもらいましょう。
趣味で自分で交換したいという方も、はじめは自転車屋さんの作業を見させてもらって勉強しましょう。
おわりに
以前ルートのおすすめカスタムアイデアの記事を書いたのですが、今回はさらにタイヤだけに絞ってご紹介しました。
ルートは納車されたときの性能が平凡なぶんカスタムが楽しめるのが魅力的な自転車です。
まだ何もカスタムしていない方がいれば、まずはタイヤ交換から挑戦してみてください。
最後までご覧いただきありがとうございました!
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